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日本海植物研究所<旧佐藤植物研究所>の紹介


日本海植物研究所の研究調査項目は、
1 ブナの結実状況全国調査(2018年データ公表中
2 富山県内の森林構造の調査、有峰のブナ林
3 立山美女平のブナ林のモニタリング
4 富山県内の森林群落のリタートラップ調査
5 日本海要素の分布の特徴
6 ゴヨウマツ類の分類の再検討、ハイマツやゴヨウマツ、チョウセンゴヨウ
7 Expeditionの記録
8 キナバル山(4095m)の植物の調査、ラフレシアやウツボカズラ
9 スイスアルプスの高山植物の調査、シレネ、ゲンチアナ
10 立山の植物相 『花のアルペンルート立山』新刊!
所長 佐藤 卓(さとう たかし) 所員 佐藤邦子(さとう くにこ) 佐藤真樹(さとう まさき)
場所 939-3553富山県富山市水橋的場195

**** 研究項目 (項目名をクリックするとそのページにジャンプします)****

『花のアルペンルート立山』
日本の屋根を貫く立山黒部アルペンルートを使って、低山から高山まで、美しい花を楽しみましょう。その手助けにガイドブックを作りました。題名は『花のアルペンルート立山』です。日本語と英語で植物が紹介されています。『花のアルペンルート立山』ではスイスやレーニア山の植物相の類似性も拙著では紹介しています。




全国のブナの結実状況
全国のブナ林で、果実ができたかどうか(結実状況)を地図で示しました。
1993年〜2018年のブナの結実状況を、年度ごとに日本地図に示しました。一目でブナの結実状況がわかります。1993年から2018年までに、全国的な豊作年は1993年、1995年、2005年、2015年の4回となりました。2018年は北海道、東北、北陸、九州で豊作の林分が多くありました。中国地方や四国、紀伊半島、関東で凶作の林分がありました。右図では赤丸が結実、△は凶作です。
全国のブナの結実状況を紹介しています。別刷りが必要な方には送ります。送付先を連絡下さい。

富山県有峰のブナ林
富山県有峰は標高約1000mで、北陸電力の有峰ダムがあります。
かつては集落がありました。現在は県立公園に指定されています。
毎年、有峰森林文化村と富山県教育委員会との共催で「高校生学びの森」
が開催されています。高校生が高校教員と一緒に生物調査を行います。
1990年からリタートラップ調査を行い、ブナの果実の落果数を観察しています。
1995年には1屬△燭980個ものブナの果実が落果しました。2011年も大豊作で、 10月には1屬△燭500近く落ちました。しかも健全果が50%近い、シードレインです。

立山美女平のブナ林のモニタリング
富山県立山町美女平は標高約1000mで、立山が噴火して火砕流や溶岩が
冷えて固まった大地で、常願寺川の浸食により南北が切り立った台地状の
末端が美女平である。ここにはスギとブナが混交する天然林が広がり
森林浴100選にも選ばれている。このブナ林に調査区を設け、
関係機関の許可を得て調査を行ってきた。その結果を報告する。

富山県内の森林群落のリタートラップ調査
富山県内の代表的な森林群落にリタートラップを設置し、リター量を観察している。
コナラ林は魚津市大谷、トチノキ林は魚津市平沢、ウラジロガシ林は上市町大松
ミズナラ・コナラ林は立山町芦峅寺来拝山、ブナ林は大山町瀬戸蔵山、南砺市相倉である。
その結果を報告する。

富山県の温度環境日本海要素植物
日本海に面した地域に分布の中心がある植物を日本海要素と呼んでいる。
典型的な植物はヒメモチやタニウツギ、コシノコバイモ、エチゴキジムシロ
等である。これまでの研究により214分類群が日本海要素として報告されている。
日本海要素が分布する中心地である富山県において、日本海要素がどのような
環境因子と関係しているかを調査している。富山県内の主要な森林群落内に
温度データロガーを設置し、温度環境を観察している。その結果を報告する。

日本産ゴヨウマツ類の分類学的再検討
日本には、ゴヨウマツ類がハイマツ、ゴヨウマツ、チョウセンゴヨウ、ヤクタネゴヨウ が分布しています。立山や蔵王山にはハイマツとゴヨウマツの雑種と考えられるハッコ ウダゴヨウが分布しています。チョウセンゴヨウは中部地方の山地を中心に分布している。 ヤクタネゴヨウは屋久島と種子島に分布する絶滅危惧種です。これまで、ヒメコマツとキタゴヨウが種内変種として認められてきましたが、針葉の解剖学的性質やアイソザイムを使った遺伝子解析の結果、変種として認めることができないと考えられるようになりました。

アンナプルナ・トレッキング 『シャクナゲと山』
2015年3月16日〜25日 ネパールのアンナプルナ地方でトレッキングを行ってきました。
ポカラから車でキムチェまで移動し、そこからは徒歩です。3/19はキムチェからガンドルンまで。
途中、ハンノキの林の下を歩きました。3/20はガンドルンからタダパニまで、石畳できた道を歩く。
3/21はタダパニからゴラパニまで、シャクナゲの林の中を歩く。3/22はゴラパニから
poon hillへ登り、ダウラギリを眺望する。その後、タトパニまで下り、温泉へ。3/23タトパニから
ポカラまで車で移動。

2019年キナバル山・トレッキング
2019年4月1日〜6日 マレーシア国サバ州のキナバル山へ行ってきました。1日は成田から直行便でコタキナバルへ入り、翌2日は、コタキナバルからキナバル公園登山基地へ来るまで移動。10時過ぎから登山開始。
夕方、パナラバンベースキャンプに到着。パナラバン小屋に宿泊。小屋は1人に1台のベッドで、快適。食事はビュッフェ形式。
3日、午前1:30にサパーをとり、2:30に山頂に向け出発。最高峰Low's Peak(4095m)には午前6:30に到着。水たまりに氷が張っていた。
天気は快晴で、気持ちよく下山し、パナラバン小屋で宿泊。4日、午前6:30下山開始、正午に登山基地に到着。その後、ポーリンでラフレシア・ケイティイを観察し、コタキナバルへ帰る。
5日、ラフレシアセンターへ行き、ラフレシア・プリケイを観察し、夕方、コタキナバルからマレーシア航空でクアラルンプール経由で、成田へ向かう。
6日早朝、成田に到着。富山へは夕方に帰る。

キナバル山の植物
ボルネオ島は赤道をまたぐ日本の国土より大きい島です。島の西側はマレーシアとブルネイ、東側はインドネシアの国土となっている。キナバル山はマレーシア領サバ州に位置し、標高4096mの高山です。ボルネオ島の大部分は熱帯多雨林で被われています。しかし、キナバル山の中腹から山頂にかけてシャクナゲの仲間が生い茂り、ヒマラヤの山地とよく似た様相を示しています。キナバル山の植物を概観するのに使って下さい。また、キナバル山の植物相は拙著『キナバル山の植物』で紹介しています。

スイスアルプスの高山植物
スイスアルプスの代表的植物はエーデルワイスやアルペンローズです。これとよく似た高山植物は日本にもあります。しかし、スイスアルプスには、日本ではなじみの無いセンペリビブム属(ユキノシタ科)があります。赤やピンクの花で、葉がサボテンのように多肉質になっています。こんな植物を紹介します。スイスアルプスの高山植物と日本の高山植物の類似性も拙著では紹介しています。



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